山登りという楽しみ

 

 

久々に山に登った

 

木の根や段差でつまずかぬよう足元を注視しながらも

地面に落ちている木の葉やどんぐり

トカゲなどに気を紛わせ

息苦しさに気付かぬふりをして淡々と登る

 

黙々と下を見つめて進んでいくと

想像したことのない景色が

広がっていたり

 

もうすぐ平坦な道にだろうと思っていると

またもや登り道だったりする

日常にはない予想外

 

景色や山の空気、生き物の気配も楽しみのうちだが

山頂にたどり着くという達成感が

自分にとっては一番の理由なんだと

山登りをはじめてわかった

 

あとは木々や景色を眺めながらお弁当を食べること

コーヒーを飲むことも大きな楽しみ

 

今回頂上付近の絶景を前に

女性三人組がワインのボトルをリュックから取り出した

わざわざ重たいものを運んで

ここで飲みたい気持ちも少ーしわかる

今度、一杯分だけ持参しようかな

 

家からよく眺める比叡山

今は天台宗の総本山だが

その昔は日本の仏教の各宗祖たちがここで学んだ歴史がある

 

その頃もこうして山道を歩いたのかと思うと

なんだか感慨深い